Fedora 10 によるサーバー構築(10):Webminのインストールと設定

Fedora 10 によるサーバー構築・メニュー

Fedora Core 10 (64bit) でサーバーを構築する。


Webminのインストールと設定

Webminのインストールと通常の設定
  1. 該当バージョンのWebminをダウンロード
  2. 下記サイトの「Download Webmin...」にある[RPM]のリンクをクリックし、webmin-1.480-1-noarch.rpmをダウンロードする。



  3. インストールする。
  4.  # rpm -ihv webmin-1.480-1-noarch.rpm

  5. ファイアーウォールの設定

  6. ファイアーウォールの設定は、Fedora 10 によるサーバー構築(3)のページ最下段を参照のこと。10000のポートを追加する。
  7. 言語の設定

  8. 左側のメニューの[Webmin]-[Webmin Configuration]を選び、[Language]アイコンを選択する。[Japanese (Ja_JP.UTF-8)]を選び[Change Language]ボタンをクリックする。


Apache2.2からApache2.0への切り替え
(注意)古いバージョンのApache2.0を使用する必要があったため、Webminの設定もApache2.2からApache2.0に切り替える。必要なければスルーのこと。
  1. configファイルの編集
  2.  # cd /etc/webmin/apache
     # vi config

    以下、編集内容。

    start_cmd=/etc/rc.d/init.d/httpd start
    test_always=0
    test_manual=0
    show_list=0
    mime_types=/etc/mime.types
    auto_mods=1
    apachectl_path=/usr/local/apache2/bin/apachectl
    stop_cmd=/etc/rc.d/init.d/httpd stop
    show_names=0
    test_apachectl=1
    max_servers=100
    test_config=1
    apply_cmd=/etc/rc.d/init.d/httpd graceful
    httpd_path=/usr/local/apache2/bin/httpd
    httpd_dir=/usr/local/apache2

  3. siteファイルの再作成

  4. siteファイルを消すと、自動で再作成される。

     # mv site site.backup



SSLの設定
  1. PerlモジュールNet::SSLeayのインストール
  2.  # yum -y install perl-Net-SSLeay
     $ perldoc Net::SSLeay
     $ perldoc -l Net::SSLeay

  3. SSLにより暗号化

  4. 左側のメニューの[Webmin]-[Webmin 設定]を選び、[SSL 暗号化]アイコンを選択する。「可能であればSSLを使用可能にしますか?」にチェックを入れて[保存]をクリックする。
  5. セキュリティ例外を承認

  6. 「接続の安全性を確認できません」の画面で「危険性を理解した上で接続するには」を選択する。[例外を追加...]をクリックする。[セキュリティ例外を承認]をクリックする。
  7. SSLでアクセス

  8. いったんログアウトして、SSLでアクセスする。

     https://[サーバー名]:10000/